アメリカかぶれのワーママブログ

英語の勉強と欧米文化が大好きなアラフォーママのブログです

3月8日のTOEIC中止の報告を受けて。なぜ自分は資格試験を受けるのか考えてみた。

直近、世間を騒がしているコロナウィルスのせいで、とうとう3月のTOEICも開催されない事になってしまいました。

 

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2020/02/26 に届いたメール



このまま開催されていたらマスクをして体調万全にして向かっていたでしょうけれど、それでコロナに感染したら悔やみそうなので、結果、良かったのかな、と思います。

 

ただ、、、年末からたった3か月だと信じて、期間を決めて勉強していたので、次回いつ受けることになるかわからない試験のために勉強する気が一切起こらず(^^;

 

最近毎日していたPart5の模試もぱったり解かなくなってしまいました。

 

やることがなくなり、家族がハマっていたアプリゲームをチラ見して自分もやるか、とダウンロードしてみたり(笑)

 

目標を失うと一気に怠け者の道に転がり落ちています。

 

私は資格試験とは相性が良い方で、自分の40年近い人生の中で、成功したな、と思える出来事って、資格試験に合格した事が上位を占めてるんですよね。

ちょっと情けないですが(^^;

 

仕事でみんなの羨望を集めるほど活躍したとか、発言に頭の良さがにじみ出るとか、一目置かれる趣味や特技があるとか、プライベートがきらきらしている、とかは特にない人生でした。もちろん幸せに暮らしていますが。

 

そんな中、自分の努力が実って、人からすごいね!って言われた事って、多分いくつかの難しいと言われている資格試験に合格してきた事くらい。

努力は裏切らない、って実証してくれたのは資格試験でした。

勉強している時は苦しいけれど、合格した時の達成感と解放感はくせになります。

そして、自分はやれば出来る人なんだ、って自分の内側から自信が芽生えてきます。

 

だんだん、自分に価値を見出せるのが、「試験に合格すること」くらいしかない、という事に気づいてきました。

そして仕事ではそんなに評価されなくても、会社で必要とされる資格の中で、最も難しいものを取得すれば、この人って出来る人なんじゃない?って少しは評価してもらえるんじゃないかな、という、打算も出てきました。

 

仕事って、どんなにストレスに耐えて頑張っても数字がとれなかったり、お客さんと会社のルールの間で身動きとれなくなったり、上司や周りから一目置かれるような機転の利いた意見を言えなかったり、それがコンプレックスになり大人な応対ができなかったり、と、努力が空回りして終わる事が多かったです。

 

が、勉強はやればれるほど知識が増えていきますよね。

 

さらに資格試験であれば、過去問を繰り返す事で問題の出題パターンもわかってきて、テクニックも磨け、攻略方法が見えてきます。

それが、わたしにとってはやりがいのある「乗り越えられる山」に見えているんだと思います。

 

ただ、本当はわかっているんです。

会社の役にたつのは、資格ばかり追い求めている人ではない、と。

実際、話が分かりやすく、物事の遂行力があり、理解が早く、周りとのコミュニケーションに長け、何よりも仕事で目に見える実績を出している人って、あまり資格試験をがむしゃらに頑張っていたりしません。

もちろん難しい資格試験もたんたんと勉強して取得できる人は多いと思います。

ただ、わたしほど大げさに計画を立てて、張り切りまくったりはしていない印象です。

 

わたしにとっては資格試験は常に目標、ゴール、ですが、会社で実際実績を上げているいわゆる「出来る人たち」にとっては、資格は偶然そのタイミングで受ける事になったという通過点でしかないんだと思います。

 

わたしは一つ資格試験に合格したら、数か月休憩して、「さぁ、次は何をとろうかな」と次の目標を探します。他に自分の成長を測れるものがないからです。

これだと、いつまでたっても新しい資格を取り続けていくだけで、その資格を生かした実績もなく、人生ずっと資格勉強で終わってしまいますよね。

 

それは嫌だなぁと、思います。

いつか職場であんなふうになりたいなと思っていた、判断力があり、明確に説明する力があり、周りを巻き込んで前に進めていける力のある人間になりたいなぁと思います。

 

それには、目標を資格試験にするのではなく、もっと先のものに置くべきなんでしょう。

確実に努力を反映してくれる試験は、わたしにとっては自分の価値を上げてくれる、そして努力を認めてくれる逃げ道でした。

自信はたくさんもらったけれど、そろそろ「ありがとう」とお礼を言い、次の資格を探すのではなく、今までの資格取得で培った知識を生かして、次のステージでの飛躍を目指していかないといけないな、と思います。

 

わたしと長い付き合いだった資格試験に、前向きなお別れが来る事を祈りつつ、

重い腰をあげて、とりあえずは延期になったTOEICの次回受験日を決めていこうと思います(^^)